ID : 285
公開日 : 2006年 2月11日
タイトル
第三銀、三重県南部の融資先再生へ専任チーム
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新聞名
日本経済新聞
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元URL.
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060213c3d1302513.html
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元urltop:
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写真:
 
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第三銀行は三重県南部から和歌山県にかけた融資先のうち、業績不振が長引く旅館や林業など中小企業の本格的な再生支援に乗り出した。金融再生法で開示を定めている不良債権の比率をみると、県南部向けは昨年3月末で15.4%と県北中部の約5倍。担当チームを設け企業再生を急ぎ、この地域の不良債権比率を2007年3月末には8%台に引き下げたい考え。  第三銀が設けたのは行内横断のプロジェクトチーム「スクラムスリー」。約20人の担当者が三重県松阪市の本部から県南部に出向き、再生の可能性を見極めたうえで、経営計画の策定や資本増強などのアドバイス、債権買い取りや追加融資など必要な施策を取りまとめて実行する。
 同行は1912年、三重県熊野市で発足した熊野共融合資会社がルーツで、和歌山県南部を含めて紀伊半島南部に20店を抱える。同地域は観光や林業の不振が続き、昨年の愛知万博(愛・地球博)でも近隣地域から伊勢志摩への観光客が減少。年間集客数は現在1000万人前後とピーク時より700万人前後減ったもよう。融資先を取り巻く経営環境は厳しさを増している。