ID : 4104
公開日 : 2007年 6月16日
タイトル
気仙木加連 矢作町の山林にスギ苗 「天皇杯」記念し植樹
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新聞名
東海新報
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元URL.
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws2618
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元urltop:
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写真:
 
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陸前高田市の気仙木材加工協同組合連合会(佐々木英一理事長)が、十八年度の農林水産祭・林産部門で最高賞となる「天皇杯」を受賞したことを記念した植樹祭は十五日、矢作町坂下地区にある市有林で行われた。雨の中の作業には、地元の児童も参加。木を植え、育てることが地球温暖化防止に役立つことを学びながら汗を流した。 開会式で佐々木理事長は「以前、この場所は矢作の小学校と中学校の学校林として、子どもたちが植林して手入れをした所です。数年前にそれらの木は伐採されましたが、資源を絶やさないよう同じ場所に苗を植えたいと思います。今後は学校の林業体験学習の場にも活用してもらいたい」とあいさつ。 来賓として県大船渡地方振興局の高橋克雅局長、中里長門市長、三陸中部森林管理署の福本嗣久署長が祝辞を述べた。植樹方法について説明が行われたあと、関係者が記念標注を建立した。 さっそく作業に取りかかり、矢作小(佐々木善仁校長、児童二十四人)の全校児童と生出小(小友福子校長、児童十四人)の三年生以上の児童十人も参加。木加連職員と林業関係者ら総勢百五十人が一・一七ヘクタールの面積に三千五百本ほどのスギの苗を植えた。このうちの千二百本は花粉の少ないスギ「上閉伊14号」とした。 気仙木加連は、昭和六十二年に地域の重要な資源となる気仙スギの間伐材、並材の加工に主眼を置いた製材工場として設立。気仙スギの特徴を生かした製材と乾燥材の生産、品質管理の徹底など、ブランド化に向けた取り組みが評価され、十八年度農林水産祭(農水省など主催)林産部門で、本県十二年ぶりの「天皇杯」を受賞した。 植樹祭は天皇杯受賞記念のほか、林業生産が環境に配慮した資源循環型システムの役割を担っていることを広く知ってもらおうと開かれた。 参加した生出小六年の鈴木葵さん(12)は「植樹作業は初めてでしたが、興味があったので楽しかったです。土を掘る作業は力がいるので難しかったですが、私たちが植えたこの苗が元気に育ってくれればうれしい。またいつか、その生長ぶりを見に来たいです」と話していた。