ID : 5759
公開日 : 2007年 12月14日
タイトル
木材圧縮 変幻自在 京都工繊大教授ら加工法を開発
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新聞名
京都新聞
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元URL.
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007121400085&genre=G1&area=K10
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元urltop:
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写真:
 
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木材を圧縮して杯などの複雑な形に加工する技術を、京都工芸繊維大の高倉章雄教授(塑性加工学)らが開発した。金属並みの強度があり、端材や木くず、もみ殻からも作ることができるので、自然環境に優しい技術として注目を集めそうだ。
 ■間伐材活用も 自然に優しく
 金属の塑性加工に用いる油圧プレス機を用いて、スギなどの木材に180度の高温と約1600気圧の高圧をかけて流動化させ、金型に充満させる。加工した後はアルミニウムよりも硬いが、木独特の温かみのある風合いと感触がある。
 大掛かりな装置を必要としないので、木材生産地で加工ができ、間伐材の活用など森林維持にも役立つという。
 従来は木の粉に樹脂や接着剤をまぜて成形しており、成分によっては焼却処分などに問題もあった。木材100%のため、そのまま自然にかえすこともできる。
 高倉教授は「硬質プラスチックに匹敵する製品を作ることができる。実用化に向けて共同開発を広く呼び掛けたい」と話している。