ID : 4123
公開日 : 2007年 6月18日
タイトル
地元木材使用によるCO2削減効果など学ぶ/横浜
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新聞名
神奈川新聞
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元URL.
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijun0706397/
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元urltop:
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写真:
 
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環境や人にやさしい建築について知る勉強会「みどり深き神奈川の森を考える~神奈川の県産木材活用の取り組み~」が十七日、神奈川大学(横浜市神奈川区)で開かれた。関東甲信越建築士会ブロック会の青年建築士協議会神奈川大会の一環。若手建築士ら約四十人は、地元木材使用によって温暖化要因である二酸化炭素(CO2)の排出削減につながる効果などを学んでいた。
 木材は鉄やアルミニウムなどと比べ、製造や加工に必要なエネルギーが少ない上、断熱性や湿度調整能力も高く、人にとっても快適。荒廃した森に日が当たるように間引きした間伐材で建物を造ることは、環境にも人にもメリットが大きいという。
 同会では、県環境農政部森林課の牧三晴主査が県産木材の利用状況などについて説明。県内の杉やヒノキなど民有林は七割以上が伐採時期にあるが、うち六割は手入れ不足となっていることをデータで示した。「植える」「育てる」「収穫する」という森林循環ができていない現状を挙げ、「二〇〇七年度からの五カ年計画で、間伐材の搬出を進める」とほぼ倍増させる方針を紹介した。
 県建築士会の福岡真木子建築環境部会長は「森林が育つサイクルに合わせて、最低五十年は持つ住宅を設計し建てるのが建築士の役割だ」と県産材の積極利用を呼びかけていた。また、会場では県産材を使った板なども展示され、参加者は品質などを確認していた。