ID : 4150
公開日 : 2007年 6月20日
タイトル
アカシアでバイオ燃料 民と連携、実現目指す 小坂町
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新聞名
河北新報
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元URL.
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070621t41005.htm
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元urltop:
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写真:
 
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秋田県小坂町は「町の木」のアカシアを原料としたバイオ燃料開発の調査研究に乗り出す。7月にも有識者らでつくる研究会を設立し、アカシアの木からエタノールを抽出する方法などを探る。研究成果を本年度内にまとめる計画で、民間企業との連携を模索しながら実現を目指す方針だ。
 研究会のメンバーは、大学教授や町内の商工業者、農林業者ら10人程度を予定する。来年2月までに5回程度の会合を開き、燃料に利用する目的で伐採できるアカシアの数量やエタノールの抽出法、木質ペレットへの加工方法などを調べる。
 既に実験に取り組んでいる菜種油を使ったバイオディーゼル燃料(BDF)製造や、家畜のふん尿から発生するメタンガスの燃料化についても調べ、町の新エネルギービジョンとしてまとめたい考え。新ビジョンを土台に、企業との連携を検討する。
 「鉱山の町」として知られる小坂町では1930年代から、製錬所の煙害で枯れた山林を再生しようと、アカシアの植林を実施した。繁殖力が強く、現在では町内に約300万本が自生しているという。
 小坂町は「アカシアは生育が早く、燃料として活用できる可能性は十分にある。地域の特色を生かした新エネルギー開発を目指したい」(総務課)と意気込んでいる。