ID : 4266
公開日 : 2007年 7月13日
タイトル
クマが『皮はぎ』杉に被害 白山ろく 幹の甘い表面目当て?
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新聞名
中日新聞
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元URL.
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20070713/CK2007071302032128.html
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元urltop:
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写真:
 
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白山市の白山ろくで山林に植えられた杉の木が、クマによる皮はぎの被害に遭い、関係者を悩ませている。
 市林業水産課によると、東二口や鴇ケ谷(とがたに)などの山林で被害が多く出ているという。被害に遭った杉は、根元から一メートルほどの間で皮をはがされた木が多く、中には周囲をすっかりはぎ取られた木もある。東二口の北出甚章さんによると、三十年生から五十年生の直径三十-五十センチの良木に被害が多いという。
 県白山自然保護センターによると、クマが杉の木の皮をはぐのは、皮をはいだ下にある幹の表面が糖分を含んでいるためクマがかじっているという。センター担当者は、これまではこうした被害はほとんど見られなかったが、幹の表面が甘いことを知ったクマが次々と皮をはいでいるのではないかとみている。
 木は幹の周囲に皮が残っている状態ならいいが、ぐるりと皮をはがれると成長が止まり枯れてしまうので、山林所有者にとっては大問題だ。
 市林業水産課は、被害を受けて県にクマの有害駆除を申請、五月に十頭の許可が下り、これまでに一頭を駆除している。昨年秋はクマの大量出没が相次ぎ、今年は山林の被害が増えるなど白山ろくは当面クマに悩まされそうだ。