ID : 4268
公開日 : 2007年 7月13日
タイトル
環境保全活動、参加増へ知恵絞る 県内企業
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新聞名
神戸新聞
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元URL.
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/kz/0000455435.shtml
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元urltop:
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写真:
 
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兵庫県内の企業が、環境保全活動でさまざまなアイデアを練っている。商品企画との連動やキャラクター公募、グループ企業全体でのボランティア清掃など、従業員や消費者の関心を高める動きが目立つのが特徴だ。
 システムバス製造のノーリツ(神戸市中央区)が昨年冬から発売する人気商品がある。木材チップに、ヒノキの葉から抽出した精油を染み込ませた「入浴材」。コスト高で間伐が進まず、森が荒れる現状に、社内から「間伐材を使ってシステムバス関連の商品ができないか」との声があがり、長野産のヒノキの間伐材を使って開発した。
 商品開発の過程で森を育てることの大事さが社内にも伝わり、顧客から間伐支援の寄付を募って同社も上乗せする仕組みを作った。
 寄付金を生かし、篠山市大山地区の住民組織が所有する森林の間伐を、同市森林組合に依頼。このほど寄付をした顧客のうち、希望者の名字を記した看板を間伐場所に設置し、地元住民らも参加して除幕式を開いた。
 神戸製鋼所傘下のコベルコシステム(同)は、六甲山の清掃など自社の自然環境保護活動に使用するイメージキャラクターを公募。会社設立二十周年を迎えた今月一日、山をデザインした帽子をかぶり、清掃活動する子どもを図案化したキャラクターをお披露目した。「社内外に環境保全活動に対する意気込みを訴えたい」と同社。
 グループ企業の全従業員に活動への参加を呼びかけるのは、富士通テン(同市兵庫区)。以前から神戸・須磨海岸の清掃活動などを続けてきたが今年から国内各地のグループ企業を対象に加え、約五百人で各事業所周辺の清掃活動を行った。
 同社はすでに国内の全グループ会社で環境対策の国際認証ISO14001を取得するなど、社内の環境対策には力を入れているが、「清掃など身近な活動を通じて、地域社会全体の環境対策にも貢献したい」(広報チーム)としている。