ID : 4414
公開日 : 2007年 8月 5日
タイトル
米ゼロックス、木材使用量を半減した印刷用紙を開発
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新聞名
nikkei Bpnet
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元URL.
http://www.nikkeibp.co.jp/news/eco07q3/541777/
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元urltop:
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写真:
 
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米ゼロックスはこのほど、木材使用量を従来の半分に減らしたデジタル印刷向け用紙を米国で発売した。生産時の薬剤や水使用量を従来製品よりも少なくし、パルプ生産工程の一部に水力発電を利用しているため、生産時の二酸化炭素(CO2)排出量を最大75%削減できるという。
デジタル印刷用紙には従来、薬品を使って木材チップから繊維を取り出した「化学パルプ」が使用されていたが、新たに開発した用紙は、機械でチップをすりつぶした「機械パルプ」を使用する。薬品処理では木材重量の45%しかパルプ化できないのに対し、機械破砕では90%をパルプ化できるという。従来、機械パルプ紙をデジタル印刷機に使用する際には、用紙の反りやちりの混入といった課題があったが、技術開発により克服した。
従来の印刷用紙より軽量で、印刷物の送料も削減できる。ゼロックスによれば、この用紙は特にダイレクトメールや請求書・納品書などの印刷に適しており、5枚で1組の資料を米国内で1000組送付する場合、郵送料は80ドル(約9500円)安くなる。重量当たりの枚数は従来の用紙より10%多くなるため、用紙の単価も安くなる。カタログやマニュアル、ビジネス文書などの印刷にも使える。白色度は84%で、漂白には塩素を使用していない。(日経エコロジー)